猫より出でし者、どうも @bosunekoです。
今回テレビ東京のカンブリア宮殿でやっておりました
「300SP JAL復活劇の全貌!」を見ました。
そして、早速ブログへのポストです。
JALといえば、飛行機の会社です。
2010年、破産しました。
ですが、2012年過去最高益をたたき出しました。
その前線で活躍していたのが「稲森和夫」という経営者です。
「アメーバ経営」と「フィロソフィ」という2つの武器でJALを立て直しました。
今回は、そんなお話です。
次回予告 | カンブリア宮殿:テレビ東京
救済か?清算か?
2010年1月19日 飛行機会社のJALは倒産をしました。
2兆3000億円という負債でです。よく分からない数字なんですがねぇ。まぁ、すごい会社が倒産したわけです。
その後、経営は「企業再生支援機構」という組織に託されたわけです。
そして、下記のような事を行っていきました。
・3,500億円国からの出資
・5000億円以上の債権放棄
・給与カット
・企業年金カット
・4万8000人→3万2000人減らす
・204→156路線減らす
・機体を278→215減らす
なのです。その中でトップになって実行していったのが「稲森和夫」なのです。
JALとは?
JALっというのは飛行機会社です。良く旅するときに使う飛行機ありますよね。
その会社がJALです。詳しくは下記をどうぞ。
JAL-航空券 予約・空席照会・運賃案内-
稲森和夫とは?
そのJALの再建に、陣頭指揮とった方が「稲森和夫」です。
この方は、京セラの経営者といえばピンっと来る方も多いかもしれません。
最初は、28人だった会社を、1代で1兆円企業にした方です。
詳しくは、下記をどうぞ。
創業者 稲盛和夫
2010年時点でのJALの現状
ひどい有様だったようです。
・3分の1が赤字路線
・燃費が悪いジャンボジェット機を使っていた
車でたとえると、昔のクラウンに載っている感じかなぁ 今ではフィットとかあるのにね。
・パイロットの平均1800万円
高すぎる これに尽きる
つまりは、高コスト体質で、でも誰もお金の事なんて考えていないよっていう状態だった様です。
華やかさの裏は何とやらですね。
稲森和夫が行ったJAL改革
稲森さんの伝家の宝刀を出したようです。
1.部門別採算制度を採用する
3万人いる社員を670グループに分けたようです。
つまり単純に考えれば、1グループは、44人。むぅ?まぁそんなもんか。
で、そのグループで採算取る事にしたようです。
つまりは、グループごとでしっかりお金残してよって事ですね。
また、便ごとの収支や1日ごとの収支が確認できる仕組みも導入したようです。
それに加えて、一人一人にコスト意識を植え付けるため、全ての物に値段を表示させることもしました。
例えば、「大きいポリ袋4円」「小さいポリ袋3円」という表示があったら、あなただったらどっちを使いますか?
てな具合に、文房具とか紙とか全てに値段を表示させて、社員一人一人にコストについて考えさせました。
2.JALフィロソフィを作成して、徹底的に浸透させる
フィロソフィって何なのか? はい、哲学です。
手帳に
・美しい心をもつ
・一人一人がJAL
・売上を最大に
・経費を最小に
・誰にも負けない努力をする
てな具合に書いてあります。
ここまで書きますと、あぁあの読まない手帳か!っと思うかもしれません。
ですが、稲森さんは違うのです。
周知徹底させるのです。
そのフィロソフィ徹底をはからせるため、全社員3万人に研修をするのです。
ビデオ研修をしたり、ディスカッションをしたりしながら、みんなが身に染みつくまで、フィロソフィを勉強するのです。
以上、基本的に稲森さんがしたことはこの2つだけだそうです。
高慢な態度だったら社員達を、どうやったら誠実な素直な人に変えられるんですかね。
その辺は企業秘密なんだと思います。
そして、2012年5月過去最高益をたたき出したのです。
いやぁ、すごすぎるわぁ。さすが神様!
稲森さんの言葉
・後ろ姿に「ごめんなさい」と手を合わせた
今まで稲森さんはリストラをしたことが無かったそうです。
JALで初めて行ったときは、胸に痛みを感じたそうな。
胸が詰まるような思いをしたそうな。
きっとリストラってどういう形であれ、傷を伴う物なんでしょうね。
・人間の心のありよう お客様がどういう気持ちになってくれるのか?
視点が神様です。きっといろいろ学んだ結果、たどり着いた答えなんでしょう。
ようは人なんです。人の心があれば、経営だってうまくいくのです!!!
・リーダーの条件
自己犠牲を払ってでも社員やお客様を大事にすること
自己犠牲を厭わない人間性を持った人
やはり、ここでも人間性。上に立つ者はそれだけ、心を鍛えていないとダメなんですね。
東電を頼まれたら?
村上龍が質問をした。
「東電をまかされたら?」
っと・・・そしたら
稲森さんはなんて答えたか?
「お断りする。」
あぁやっぱりですか。そりゃそうか。
まとめ
稲森和夫さんが身にまとっているオーラをTV越しでも感じることが出来ました。
「人の意識を変える」という稲森さんの経営スタイルが、JALでも通用することが証明されました。
他の現社長の植木さんの話もなかなかでした。もともとパイロットだったそうな。
人の意識を変えれば、会社だって生まれ変われ、社員が自分の会社だという意識を持てば、良い会社に生まれかわる。
この番組を見て、私はそう実感しました。
そして、自分も「変える」という意識を持ち続けたいなと思いました。
明日から、自分も変えていこう!
では、またー!
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