今いる会社をぶっ潰せ!『僕は君たちに武器を配りたい』から学ぶこれからの人生の姿


photo:IDF Armored Car by Mechanekton


猫より出でし者、どうも @bosunekoです。


最近読んだ本
「僕は君たちに武器を配りたい」
について書評を書きます。


今の時代がいかに過酷で、険しくて、大変だと言うことがこの本を読んで分かりました。
私も武器を持たなければならない。
そう確信しめる内容でした。


あなたもこの本を読めば
「自分の会社をぶっつぶせ!」という著者の理由も分かることでしょう。


あっちなみに、オーディオブックで聴いたので実際は読んだでは無く、聴いたになりますね。

コモディティ化


photo:LOGO2.0 part I by Ludwig Gatzke


私が書く必要も声高らかに言う必要がありませんが、今日本の経済状況は大変厳しいです。
大震災があり、洪水と言った自然に打ちのめされています。
その上アジア諸国の企業の力にやられ、有名な大企業でさえ、厳しいという話しも連日ニュースで知ってのとおりです。

その中で、私達が認識しなければいけないのは、
私達はグローバルの波にさらされているという事実です。


インターネットの普及により情報が個人レベルで流入し、インターネットを使えば勉強コストも昔に比べてかなり安い値段で勉強することが出来ます。
そう、あなたも私も同じ情報を簡単に手に入れる事が可能です。


ここで、経済用語で一つ紹介したい言葉があります。
それは「コモディティ化」という言葉です。


はてなキーワードから参照しますと・・・

競合する商品同士の差別化特性(機能、品質、ブランド力など)が失われ、価格や買いやすさだけを理由に選択が行われること。機能や品質面で大差のない製品が多く流通し、消費者にとって「どの会社のものを買っても同じ」状態になること。一般化、大衆化、普及


つまりは、同じような商品であれば、安い商品を消費者は選ぶと言うことです。
最近の例を挙げるとすればやはりTVが記憶に新しいことでしょう。
昔からTVと言えばソニーだったり、パナソニックだったりと日本企業が世界を牛耳っていました。


ですが、アジア諸国の企業の技術力が上がり同じようなTVを安いコストで作れるようになった訳です。
そのため、同じような製品であれば消費者は間違いなく安い商品を選択する事でしょう。
まさに今のTVはコモディティ化した商品になるわけです。


そして、この本読んだところでの重要なポイントは
人もコモディティ化しているという真実です。

英語、IT、金融、会計諸々




経営者視点で考えてましょう。
社長が人材を募集したとして「TOEIC800点以上」という条件をつけたと致します。
昔なら英語だけ出来れば採用された事でしょう。
だがしかし、英語最強説はもはや過去の話です。


今では英語を喋れる人は沢山いるのが現状です。インターネットを使えば簡単に英語を勉強出来ると言う環境は、やはりそれだけの人数を排出する要因になるわけです。
更に言うのであれば、競争相手は日本人だけでは無いのです。
海外の人を雇うことは日常茶飯事です。なので、中国、韓国等の優秀な人と私達は戦わなければならないのです。


そして社長は、沢山応募してきた中で一番賃金が安い人を採用することになるのです。
だって経営において経費を占める一番の大きいのは人件費です。
なので、社長的視点では条件に該当する人を出来るだけ安く採用したいと思考を働かせることでしょう。

つまり人もコモディティ化しているのです。

英語に限らず、IT、金融知識、会計諸々の知識は今もはや過去です。
日本内に限らず、世界が相手だと私達は認識する必要があるのです。


あぁ、そうなのかと私は思いました。
のほほんと仕事をこなしている場合じゃ無いなと。
これからさきもきっとグローバル化の流れは、進んでいくことでしょう。
その中で私は、生きていけるのか。
未来を考えるだけで大変な世の中だと感じます。


さぁ、ゲリラ戦の始まりだ!


photo:Garfield by pasma

だから、私達は戦わなければいけません。
そのための知識をこの本では書いてあるのです。

これからの生き方を著者は6つのパターンで示しています。


トレーダー(投機家)、エキスパート(専門家)、マーケター(戦略家)、イノベーター(起業家)、リーダー(社長)、インベスター(投資家)

この中で、トレーダーとエキスパートは生きることが厳しくなるそうです。
その理由は、この本を読んで見て下さい。

そして、私達が目指さなければいけないのはスペシャリティというコモディティ化と対極にある形です。
誰にも真似できない、その人しか出来ない仕事の事をさします。
あなただけしか出来ない物を増やしていく必要があるのです。


今の会社をぶっつぶせ!


photo:Under fire by leg0fenris

私がこの本を読んで、一番印象に残った部分を紹介します。

どうやら起業するには、最初会社に入ってしまった方が良いそうです。
そして、その会社強い部分、弱い部分、お金の流れ、業界の特徴諸々を徹底的に研究するのです。


次にどうするのかって?
それは、会社を辞めて起業するのです。


そして、徹底的に自分が働いてきた会社をぶっつぶすのです!


非情に思えるのですが、本を読んで見て考えみますと、非常に理にかなっていますね。
内部からしか分からないことをとことん研究されてしまうと、自ずとどう戦えばが見えてきます。
特に弱い点は、仕事をしていると見たくないほど浮き出てくる事でしょう。


そしたら、後は簡単。弱点を突くだけです。
ポケモンでたとえると、属性の弱点を突けば大分ダメージを与えることが出来ます。
それと一緒です。
どう動くかも、同意し決定するのかも働いた上で分かっているので、それについての対処も考えておけば、まず負けることは無いでしょう。


恐ろしいですが、起業するにはそれだけの精神が必要なのかもしれません。


自分の人生を歩むために


現状のまま、日常を何も考えず暮らしていると必ず僕らは値崩れを起こすと思います。
その時に、他の会社に就職できればいいのですが、今の時代を見てみるとなかなかそれは厳しいことでしょう。


だったら、今の会社でスペシャリティを目指すのがいいですね。


私しか出来ない事を徹底的に追求するのです。
違う人が出来ることは人に任せ、資源をスペシャリティを確立するために注ぐのです。
同じような言葉に「強みを生かせ!」もあります。
その方向性も間違ってないのです。
強みを生かして、自分だけの領域を確立することが、自分の人生を歩むことに必要な事でしょう。


明日から何をすればいいかって?

私が思うには「誰にも負けないナンバー1」を作る事が早急に必要だと考えます。
小さな事でもいいのです。掃除をするのがうまい。シュレッダーがうまいなどでもいいのです。
そうったナンバー1を少しずつ積み重ねていく必要があると私は考えます。


まとめ



この本を読んでから私は「自分が何が出来るのか?」を考えるようになりました。
人と一緒では無く常に「差異」を選択する、「差異」を作り出せる人間を目指したいと考えています。
このブログも、広いインターネットの世界でのコモディティではなく、スペシャリティになれるように頑張ります。


私の武器を配れる人間になりたいです!

では、またー!



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