
♥ photo:Invisible people by Andrea Costa Photography
猫より出でし者、どうも @bosunekoです。
曖昧な言葉に満足して、結局現状を維持する。そんな素敵な言葉がこの地上には存在する。
危機感という言葉だ。
言葉のニュアンスとは裏腹に、実行力にかけた言葉である。
今回は『危機感』という言葉を解明したいと思う。
危機感を持て
『危機感を持て』
よく上司や有名な著名人がよく使うのだが、使う人によって意味が右往左往する。
意味が曖昧だからだ。
言った方は言った感じがあるので、それで満足し、逆に受け取った方は『あっそっか!危機感を持てばいいのか!』っとそのまま受け取ってしまう。
そうなると、思考停止に陥る。
危機感を持つってどういう事なんだろう?
っと考えられればいいが、その言葉を発する事によって、それで満足してしまう。
この言葉の恐ろしいところはそこだ。
誰が使っても、何か不思議めいた真剣さがあるが、裏では何も変化が無い言葉である。
危機感の定義
さて、ここから危機感という物を砕いていきたいと思う。
まずは、危機感の危機という定義である。
危機と言っても、様々なケースが考えられる。
仕事上で言えば、クビになる、上司に怒られる、クライアントがいなくなる、売上が減るなどがある。
個人では、死ぬとか、離婚するとか、お金が無くなるなどが挙げられると思う。
さて、この中から危機の定義をする必要がある。
その人の発した危機感は、何を持って危機と捉えているのか、今一度考えてみて欲しい。
2つの具体的行動
♥ photo:Midlife Crisis by Carolina Tarre
危機の定義が終わったら、次は具体的行動だ。
危機感という言葉には、具体的な行動が見えにくい。
なので、私なりに2つあげる事にする。
>1.現場把握
自分、相手、市場などなど様々なところから現状して、今どこくらいまで危機に近づいているのかを確認が必要であろう。
もし、危機にだいぶ近いのであれば、何かしらの施作が必要になる。それが、次の行動に繋がる。
2.敏感になる
もう一つは、敏感になるだ。
日々の景気、上司の状況、クライアントの状況などを観察する事によって、何かの不協和音、違和感などがあれば注意が必要である。
危機には何かしらの前兆がある。それをいかに早く察することが出来れば善処できることも必ず出てくる。
危機に陥らないために、逐一周りの状況を敏感に察する必要がある。
まとめ
きっと他にも危機の定義によっては、必要な行動が変わってくるだろう。
危機感を持つということは、具体的な行動が伴って実現する。
それを肝に据えて、危機感という言葉に向き合って行く姿勢がこれからは必須であると私は言いたい。
けして曖昧な言葉に流されない自分でいたいのだ。
では、また!
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