モレスキン、MORESKIN、あぁモレスキン。

MOLESKINE please grant my wish! - 無料写真検索fotoq
photo by Mijonju


猫より出でし者、どうも @bosunekoです。


いつぞやか、私がモレスキンに憧れたことを。
黒いフォームに包まれて、上質な紙により奏でられる豊かなイメージ、それは想像の遙か彼方へトリップしてしまいそうな自分ではない感覚に陥る瞬間でもあります。
いつぞやか、私が文房具店で手に取った日よ。


あれから何年たつだろうか。
私の短い時代の中で数々の手帳やノート、メモ帳が通り過ぎていきました。
最初は88円のメモ帳です。会社にて購入していたメモ帳ですが、紙が薄っぺらいもので何か残しておくには、ノート等に貼っておく必要がありました。使いづらいものでした。


時は流れ、通常のノート、防水メモ帳、ほぼ日手帳などなど私の手に触れては、またこぼれて行きました。
その瞬間瞬間は大変楽しく、大変愛おしい時間でしたが長い期間立つと、イライラがつのり、ストレスがたまり、結局はさよならするしかなかったのです。


その中でも「モレスキン」だけは違いました。
手に持った瞬間のフィット感がたまらなく気持ちよく、たまらなく愛を注ぎたい気持ちになってしまったのです。
それでも越えられない壁があることも私は良く分かっていました。


それは「値段」。
文房具好きな私にとってモレスキンの値段という物は、遠く及ばない砂上の楼閣だったのです。
「いったいいくつの文房具が買えるのか?」っと私の中のしっかり者がささやくのです。
理屈では分かっていました。確かに高いことを。でもでもでも、何度も口に出して何度も買おうと心に誓ったときもありました。


ですが、今の今まで私の手の中に収まることはありませんでした。
今思うと、不思議な感覚ですが、人間にはやはり論理や感情では無く、何か他の司る意識があるのではないかと思うのです。
だから、私はモレスキンを買えなかったのです。


だから、人から貰うことにしました。
ちょうど2月は私の誕生日。これでいけぞ、私はルンルン気分でいました。


そ・し・て、今、私の手の中には・・・モレスキンが。
ウェルカム、我が手に。未来を担うしあなた。私の夢を未来につなげる使者。


「こんちにちは、モレスキン!」 続きを読む