16ページの奇跡→マンガ「式の前日」読みました


昨日、娘と父の意見が一致して買ったマンガ - 無料写真検索fotoq
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猫より出でし者、どうも @bosunekoです。

「式の前日」というマンガを読みました。
涙一粒、描写の素晴らしさと物語の構成力、素晴らしすぎます。
短編だとたかをくくっていましたが、読んだ後には感動が心の中に広がっていました。

今回はそんなお話です。


あらすじ


結婚式の前日の生活を描写したものになっています。
内容はそれだけです。
でもね・・・・。



感想

ネタバレ注意で、お願いしたい。
我々が思い浮かぶ式の前日を、斜め上か書き下ろしています。
タイトルにもなっているくらいだから、まぁハッピーエンドかと思いきや、内容は違うのです。

最初読んだ時、正直意味が分からなかったです。
身内に不幸があったくらいしか特に思い当たる描写が無い。
ただ、オチを知った瞬間からこのマンガは様変わりします。

セリフ一つ一つの重み、「あんた」呼ばわりする男、「あんた」呼ばわりする女。
描写一つ一つが今までその家にあった一つ一つなのです。
TVを見たり、一緒に食事をしたり、また洗い物を干していたりと。
そんな日常を繰り返してきた風景を描写していたのは、それはそれが今日で終わるからなのです。
そんな事を考えてしまうと、何かさみしい気持ちにも襲われてしまいました。
日常が日常で無くなるっていう風に。

父母がいないって言うのも、まぁありきたり表現だし、一緒に寝よって言う描写もごく当たり前だろう。手をつなぐという姿もうむ可愛いなって思ったしね。

「泣いたらブスになるよ」
そんな言葉も事実を知った瞬間から重みが違いすぎます。
そんな弟と姉の関係。長い時間過ごした関係。

単なる16コマだけど、ここまで考えさせてくれる漫画があったのかと思います。
言葉の裏に隠れる感情とか、二人の思い出とか考え出したら、涙一粒ありがとうです。



オススメポイント



1.二回読まないとよくわからないところ

2.めちゃくちゃ描写がうまいところ

3.泣けるところ


まとめ

発想、それを描写する力に感動を覚えました。
短い中に感動を引き寄せる力が、このマンガにはありました。
ただただ感動です。

では、またー!

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