photo by eliot.
猫より出でし者、どうも @bosunekoです。
ジブリ映画「風立ちぬ」を観に行ってきました。
レイトショーでの鑑賞でしたが、ほとんど席が空いておらず人気の高さがうかがえる状況でした。
前評判では「素晴らしい映画だった」とか「飛行機馬鹿野郎」と言われている映画だったのっで私自身も期待を持って観に行きました。
見た後の感想を先に述べるのならば「あっという間だった」。
大事な人がいる人に必ず見て欲しい映画だと思います。
ネタバレしないように書きます。
飛行機野郎
あらすじは、公式HPや他のブログに任せるとして私は、ただ愚直に感想を書いていきたいと思います。
まず、この映画は主人公堀越二郎の「零戦」という素晴らしい飛行機を作るまでの半生を描いています。
ただ飛行機が好きだから。
この思いを常に胸に携えて生きていく姿は、心震えるモノがありました。
主人公が感情的に気持ちを表せるシーンは少なかったのですが、飛行機に対する熱い想いは伝わってきました。
鯖の骨の曲線に興味を抱いたり、牛に興味を抱いたり、好奇心は留まることを知らず「素晴らしい飛行機を作る」という夢はいつまでたっても色あせない形で残っていたのです。
関東大震災から戦争へ。
時代は激動を迎えているのですが、主人公の姿勢は変わらずまっすぐに前を向いている。
本当にまっすぐ。
そして世紀の名機「零式艦上戦闘機」が完成となるのである。
最初から最後まで飛行機のことに夢中な少年みたいな人でした。
妻の献身
大事な人がいる人は必ず見て欲しい。
飛行機馬鹿野郎でも恋はするのである。
一目惚れなのか、なんなのかは分からないが主人公は恋をする。
そして結婚する。
妻が主人公に与えた影響は計り知れない。
戦争の時代、仕事が一番という時代の中、妻の支え方が丁寧に描かれている。
「大好き」という気持ちは時代を超えて、ジブリも超えて、この時代にも生きていると言うことが分かる。
愛は時代を超えるのだ。
ジブリが描く恋愛を是非見て欲しい。
違和感の元
ただただ、違和感がありました。
これは最初から覚悟していたのですが、やはり違和感でした。
声優と効果音。
声優は映画監督、効果音は人の声という新しい試みにあまり期待はしていなかったのですが、やはり違和感たらたらでした。
でも中盤当たりから慣れてきたらしく、すんなり聞くことは出来ましたが最後に思い返してみると、心の中に残るものがあります。
ヤフーニュースまとめぷらす : 【画像】宮崎駿に「風立ちぬの声優は庵野秀明な」と言われた時のスタッフの顔www
まぁ、よしとしますが。
まとめ
ネタバレしないで感想を書くって難しいですね。
2時間30分があっという間に過ぎ去っていきました。
ジブリの絵、音楽、ストーリー、そしてエンディングロールで流れる「ひこうき雲」が全てを持って行きました。
とことんジブリ。この安心感は見ていないと分からないですし、絶対テレビじゃ分からない事です。是非映画館へ。
ちなみにキスシーンもありますので、ドキドキしてみてください。
では、またー!
風立ちぬ 公式サイト
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